プラダ パラドックス ヴァーチャル フラワーを買いました|30ml実物レビューと、値上がりしていた話

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PR:この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。ただし価格・仕様はすべてプラダ ビューティ公式サイトと公式プレスリリースで確認しており、公式のほうが安い場合はそのまま「公式で買ったほうがいい」と書いています。

自分へのごほうびに、香水を買いました

このブログはふだん「贈る側」のための記事を書いています。予算いくらでどれを選ぶか、相手の好みを知らなくても外さないのはどれか。そういう話ばかりです。

今回は違います。プラダ パラドックス ヴァーチャル フラワー オーデパルファムの30mlを、百貨店の店頭で、自分用に買いました。

人に贈るものの話ばかり書いていると、だんだん「自分で毎日使う」という当たり前のことから遠ざかります。カウンターで試香させてもらって、値札を見て、少し悩んで、買う。その一連をひさしぶりにちゃんとやりました。

先に結論を2つ書いておきます。

  1. 香水にまったく詳しくない私が、カウンターで嗅いだ瞬間に決めました。それくらい分かりやすくいい香りです
  2. 発売当時より値上がりしています。古い記事の価格を見て店頭に行くと、レジで1,300円ズレます
プラダ パラドックス ヴァーチャル フラワー オーデパルファム 30ml の実物
百貨店で購入したプラダ パラドックス ヴァーチャル フラワー オーデパルファム 30ml

この香水は何なのか

「パラドックス」は、プラダのフレグランスの中でも中心にあるコレクションです。その派生として2024年8月7日に発売されたのが、この「ヴァーチャル フラワー」。

いちばんの特徴は、香りの中心にあるフローラルノートをAIでつくっていること。

プラダの説明によると、ジャスミンをヒントに約1,000個のマイクロラボを使い、人工知能をクリエイティブパートナーとして「人が感覚的に想像する‘花らしさ’」を再構築したそうです。実在する一輪の花を再現したのではなく、‘花っぽさ’という概念のほうを香りにした、という言い方をしています。

調香を手がけたのは、ナデージュ・ル・ガランテゼック、シャマラ・メゾンデュー、アントワーヌ・メゾンデューの3名です。

香りの構成(公式表記)

ノート
トップヴェール ドゥ ベルガモット(イタリア産・水蒸気蒸留)
ハートネロリ、AIフローラルアコード
ベースセレノイド™(ムスク)、アンブレット

香調はフローラルムスク。同じパラドックスでも、無印の「パラドックス オーデパルファム」はフローラルアンバーなので、方向性はけっこう違います。

実際につけてみて

先に正直に書いておくと、私は香りを細かく分解して語れるほど詳しくありません。トップがどう、ミドルがどう、という話は上に書いた公式の情報がすべてです。

そのうえで、素人としての感想はひとつだけです。

振りかけた瞬間の、さわやかでほのかに甘い香りがすごく気に入りました。

これに尽きます。爽やかさが先に来て、そのあとにほんのり甘さが乗る。甘さが前に出てこないので、香水にありがちな「主張が強すぎて、職場につけていくのをためらう」感じがありません。店員さんに聞いたところ、これはお花の香りだそうです。

香りに詳しい人向けの分析は、たぶん他のサイトのほうが正確です。私が言えるのは、知識がない状態でカウンターで嗅いで、その場で「これがいい」と思えたということだけ。逆に言えば、それくらい分かりやすくいい香りです。

甘くないので、性別を選ばない香りだと思います

つけていて気づいたのですが、この香りは「女性らしさ」を押し出してくるタイプではありません。

プラダ ビューティのサイトでは「ウィメンズ フレグランス」に分類されていますし、ジュースも淡いピンクです。パッケージだけ見れば完全に女性向けです。

でも実際の香りは、甘さが控えめで爽やかさのほうが強い。「花の香り」と聞いて想像するような、粉っぽさや華やかすぎる感じが前に出てきません。そのぶん、性別に紐づいた印象が薄いんです。

男性がつけてもすごくいい香りだと思います。香水売り場のメンズの棚はウッディ系やスパイシー系に寄りがちで、あの方向がしっくりこない男性はけっこういるはずです。彼や旦那さんが「香水はちょっと」と言うタイプなら、これを一度嗅がせてみると反応が変わるかもしれません。

ボトルの話

プラダの三角ロゴをかたどったトライアングルボトル
キャップを外すと三角形が斜めに立ちます

プラダの三角ロゴをそのままボトルにした形で、しかも横倒しに置くタイプです。写真のとおり、キャップを外すと三角形が斜めに立ちます。

  • ボトル上部に「VIRTUAL FLOWER」と印字
  • 中身は淡いピンク(写真だと光の加減で透明に見えます)
  • キャップはセミシャインのブラック

正直、この形は持ち歩きに向いていません。三角形なのでポーチの中で座りが悪く、平らに寝かせることになります。公式は「持ち運びたくなるデザイン」と書いていますが、実際はドレッサーに置いて眺めるためのボトルだと思っておいたほうがいいです。かわいいので、これは欠点というより仕様だと割り切っています。

30mlはこの三角形が手のひらに収まるサイズ感で、50ml以上になるとけっこう存在感が出ます。

値段の話(ここが本題)

私が調べていちばん驚いたのがここです。

発売当時(2024年8月)の30mlは12,650円でした。それが現在は13,970円です。
サイズ発売時(2024年8月)現在差額
30ml12,650円13,970円+1,320円
50ml18,370円20,460円+2,090円
90ml24,750円27,500円+2,750円
リフィル100ml22,550円25,080円+2,530円

※すべて税込・メーカー希望小売価格。発売時の価格は日本ロレアルのプレスリリース、現在の価格はプラダ ビューティ公式オンラインストアで確認しました。
※10mlは発売時の「トラベルスプレー(7,150円)」と現在の「10ml(5,610円)」で構成が異なる可能性があるため、比較表からは外しています。

おおむね1割強の値上げです。フレグランス全体が原料高と円安で上がっているので、これ自体は珍しいことではありません。ただ、まとめサイトや少し古いレビュー記事を見て「12,650円だと思って店頭に行く」と、レジで1,300円ズレます。

古い価格を載せたままの記事がかなり残っているので、買う直前に必ず公式サイトで現在価格を確認してください。これは私自身が引っかかりかけた話です。

1mlあたりで見るとどうなるか

サイズ価格1mlあたり
10ml5,610円561円
30ml13,970円約466円
50ml20,460円約409円
90ml27,500円約306円
リフィル100ml25,080円約251円

単価だけ見れば90mlが圧倒的に安いです。でも香水は開封してから使い切るまでの時間が長いほど劣化するので、単価の安さがそのまま得にはなりません。

私は30mlを選びました。改めて計算してみて、この選び方は理屈のうえでも正しかったと思っています。

香水を毎日つける習慣がまだない状態で90mlを買っても、確実に持て余します。まず30mlで自分の生活に定着するか試して、続いたらリフィルに移行する。パラドックスは全サイズがリフィル対応で、100mlのリフィルは30ml〜90mlのボトルに詰め替えられます。ボトルを一度買ってしまえば、あとは1mlあたり251円で使い続けられる計算です。

この「小さく買って、続いたらリフィル」という設計は、正直よくできていると思いました。

どこで買うか|私は百貨店の店頭で買いました

香水に関しては、初めての1本なら店頭を強くおすすめします。

私自身、百貨店のカウンターで買いました。理由は単純で、嗅がずに買うのは無理だからです。

香水はレビューをいくら読んでも香りが分かりません。上のほうで「さわやかでほのかに甘い」と書きましたが、これを読んで私と同じ香りを想像できる人はたぶんいないと思います。私は詳しくないので、店員さんに聞いて「お花の香りです」と教えてもらって、ようやく自分が何をいいと思ったのか分かりました。この会話ができるのが店頭の価値です。

デパコスのカウンターは身構えてしまいがちですが、「香水を探していて、まだ何も決まっていない」と正直に伝えれば、そこから絞り込んでもらえます。買わずに帰っても大丈夫です。

公式オンラインストアもかなり手厚い

すでに香りを知っていて買い足すなら、公式オンラインも有力です。ディオールの記事を書いたときにも触れましたが、デパコスは公式のほうが条件がいいケースがあります。

  • 13,200円以上で送料無料(30ml=13,970円なので1本で無料になります)
  • 人気製品のサンプル2種プレゼント
  • 到着後30日以内の返品・交換に対応
  • ギフトラッピングとメッセージカードが選べる
  • 無料の刻印サービスあり

最後の刻印は、自分用に買うときこそ使ってほしい機能です。

ただし現時点で、公式オンラインストアの30mlは在庫切れになっています。この点でも、いま探すなら百貨店のカウンターか、東京・表参道のプラダ ビューティ トウキョウを当たったほうが早そうです。

なお、通販モールで極端に安いものは並行輸入品の可能性があります。香水は保管環境で品質が変わるので、このブログでは並行輸入品は紹介しません。

こんな人に向いていると思う

向いている

  • 甘すぎる香りが苦手な人。フローラルですが、甘さは前に出てきません
  • 香水にあまり詳しくないけれど、一本きちんとしたものが欲しい人
  • 職場につけていける香りを探している人。主張が強くないので浮きません
  • ボトルをドレッサーに置いておきたい人
  • 香りがきつくないものを探している男性

向いていないかもしれない

  • ポーチに入れて持ち歩いて、外出先でつけ直したい人。形が向きません
  • ローズやジャスミンの「濃い花」が好きな人。この香りはかなり軽やかです
  • はっきり「これをつけている」と分かる存在感が欲しい人

まとめ

AIでつくった香りと聞くと身構えますが、実際に毎日つけてみると、そこは思ったほど気になりませんでした。振りかけた瞬間の、さわやかでほのかに甘い感じ。理屈より先に、それが気に入っています。

そのうえで、実用的な話として残しておきたいのは2つです。

  1. 発売時より約1割値上がりしている(30ml:12,650円 → 13,970円)。古い記事の価格を信じない
  2. まず30ml、続いたら100mlリフィル。1mlあたり466円が251円になる

贈り物として香水を選ぶ場合の話は、また別の記事で書きます。人に贈るとなると、これはまた別の難しさがあるので。


商品情報

商品名プラダ パラドックス ヴァーチャル フラワー オーデパルファム
ブランドプラダ ビューティ
発売日2024年8月7日
香調フローラルムスク
容量・価格10ml 5,610円/30ml 13,970円/50ml 20,460円/90ml 27,500円/リフィル100ml 25,080円(すべて税込)
リフィル全サイズ対応(100mlリフィルは30ml〜90mlのボトルへ)

※価格は2026年8月時点の公式オンラインストア表示です。

参考にした一次情報

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