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彼女や奥さんへのプレゼントにデパコスを考えている、という話を聞くことがあります。一番のハードルは「好みを知らない」ことだと思います。口紅の色、香りの系統、普段使っているブランド。深く知らないまま選ぶのは、正直かなり怖いはずです。
私自身は女性なので、男性目線を装って書くことはできませんが、贈られる側として、そして自分も人に贈る側として見てきたことを、順番に整理してみます。
好みを知らないまま選ぶのが怖い理由
デパコスは種類も色数も多く、同じ「口紅」でもブランドによって、色によって、まったく違う印象になります。しかも彼女や奥さんへのプレゼントは、友人へのちょっとしたギフトより意味を持たせて受け取られやすいものです。「私のことをどれだけ見ていてくれたか」を測る材料にされることもあります。だからこそ、外したときの気まずさも大きくなります。
色や質感が合わないアイテムがなぜ危険なのか、具体的な理由はリップをプレゼントに選ぶのが危険な理由にまとめました。ここでは、その前提のうえで「それでも何かを選ぶとしたら」という実践的な話をします。
贈る前にできる「好みの調べ方」3つ
選び方の工夫だけでなく、事前にできる下調べも意外と効きます。特別なことをする必要はなく、次の3つだけでも精度はかなり上がります。
- さりげなくポーチや洗面台を見せてもらう。持っているブランドや色味の傾向が分かれば、それに近いものを選べます。
- 仲のいい友人や姉妹に「今欲しがってるものある?」と聞いてもらう。本人には内緒で聞ける立場の人がいるなら、これが一番確実です。
- 普段のSNS投稿や、フォローしているブランドを見る。気に入っているブランドの傾向だけでも分かれば、選択肢をかなり絞れます。
それでも分からない、時間がない、という場合のために、次の章から「好みが分からなくても外れにくい選び方」を紹介します。
好みが分からなくても外さない3つの選び方
① 色を選ばないアイテムにする
無色のリップバームやリップマスクなら、似合う似合わないが発生しません。乾燥する季節なら誰でも使いますし、価格帯も1,650円〜1,980円程度に収まっているブランドが多く、気を遣わせすぎない範囲で贈れます。具体的な商品はリップをプレゼントに選ぶのが危険な理由の記事にまとめています。
② 顔に直接乗せないアイテムにする
肌トラブルのリスクを避けるなら、ハンドクリームのような「顔に乗せない」アイテムが安全です。ジルスチュアートのハンドクリームは30gで1,540円(税込・公式オンラインショップ価格、2026年8月時点)と価格も手頃で、ホワイトフローラル・ミルクティーブレンド・ラシャスベリーの3種の香りから選べます。香りが好みでなくても手ならすぐ洗える、という逃げ場があるのも安心材料です。
③ ブランドが完成させたギフトセットに任せる
3つ目は、選ぶ判断そのものをブランドに預ける方法です。ブランドが「ギフト」として組んだセットは、中身の組み合わせも箱もリボンも、そのブランドが売りたい形にすでに完成しています。自分でバラバラに選んで包むより、まず外れません。具体的なセットの例はこちらの記事で紹介しています。
関係性の長さで変える予算の目安
もう一つ大事なのが予算です。関係性に対して高すぎても安すぎても、相手を戸惑わせてしまいます。目安として、次のように考えるとバランスが取りやすいです。
| 関係性の目安 | 予算の目安 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 付き合い始め・まだ距離がある | 3,000円前後 | 予算3,000円のデパコスプレゼント |
| ある程度関係ができている | 5,000円前後 | 予算5,000円で外さない選び方 |
| 記念日・特別な日 | 10,000円前後 | 予算10,000円のデパコスプレゼント |
付き合ったばかりで10,000円のものを贈ると、相手によっては重く感じられることがあります。逆に記念日に3,000円のものだけだと物足りなく映ることもあります。関係性に予算を合わせる、というだけでも失敗はかなり減ります。
色物に挑戦したいなら、NARSのミニマスカラという例外
「色のあるアイテムは避ける」と書きましたが、例外もあります。NARSが2026年9月11日に発売する「ノートリアス マスカラ」のミニサイズ(3.5g・2,420円・税込)は、色がブラック1色のみなので、似合う似合わないの問題が起きません。マスカラは開封後に使い切る期限があるアイテムなので、大きいサイズよりミニのほうがかえって親切です。ただし、普段アイメイクをしない相手には向かないので、そこだけ確認してから選んでください。詳しくはNARS 2026年秋コスメの記事にまとめています。
香水は最後の関門にしておく
香水は「特別感のあるプレゼント」の代表格ですが、好みが分からない相手に贈るアイテムとしては、実はリップよりもハードルが高いと思っています。香りの好みは色以上に人によって差があり、しかも試さないと分からないからです。彼女がすでに気に入っているブランドや香調が分かっているなら候補になりますが、そうでないなら、他のアイテムで様子を見てから最後に挑戦するくらいがちょうどいいはずです。値段も発売時からじわじわ上がることがあるので、購入前に公式サイトで現在価格を確認する習慣もつけておくと安心です。実例はプラダ パラドックス ヴァーチャル フラワーの実物レビューで紹介しています。
まとめ
- 彼女への贈り物は「好みを知らない」ことへの不安が一番大きい
- ポーチを見せてもらう、友人に聞く、SNSを見るなど、事前にできる下調べがある
- 色を選ばせない・顔に直接乗せない・ブランドのセットに任せる、の3つで外れにくくなる
- 予算は関係性の長さに合わせる(3,000円台→5,000円→10,000円台)
- 色物に挑戦するならNARSのミニマスカラ(2,420円)が例外的に安全
- 香水は好みの差が大きいので、他のアイテムより後回しにするのが無難
好みを知らないことは、決して悪いことではないと思います。知らないなりに外さない選び方をすることのほうが、相手には伝わるはずです。予算別にもっと具体的な商品を見たい方は、予算5,000円で外さない選び方もあわせてどうぞ。

